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2019/08/13
M&Aと親族外承継はセットで考える

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親族の後継者が不在の場合は、M&Aか親族外承継かどちらかで、と考えがちだ。

しかし、両方をセットで考えても良い。

それは、M&Aで買い手を探しても、必ず見つかるとは限らない

M&Aで自社の売却を考え始めた社長の会社は、その多くが業績不振に陥る

その理由は、売却を決断した途端に事業意欲が萎え、それが経営や従業員に影響するからだ。

だから、M&Aを決断したとしても気持ちをしっかりと持って頂きたいと思うのだ。

そして、買い手が見つからない場合を想定して、従業員への親族外承継もセットで考えていく方法が賢明だ。

経営者たるもの、常にリスクを考え、そのオプションプランをいくつか考えておくことが肝要だからだ。

経営者の多くは、「ウチの会社には、継がせたいと思う社員が居ない。」という声をよく聞く。

しかし、「立場が人を育てる。」という言葉があるように、一見は頼りなく思っていた管理者や社員であっても、後継社長になった瞬間から顔色が変わる。

そして、社長業のプレッシャーや悩み、壁にぶつかる度に逞しい経営者に育っていくものだ。

誰だって初めから社長業ができるわけではないはずだ。

これを読んで頂いている社長さんも、新米社長の頃はいろいろなご苦労があったのではないだろうか。

世間では、M&Aがブームのようにも感じる。

それは、業況不振企業であっても、M&Aが「最後の逃げ場」のように考えている社長も増えているからだ。

だから、M&Aを考えるのも大事であるが、今一度足元をよく見なおし、管理者や従業員への親族外承継を考えてみることも大事なのだ。

そして、場合によっては、管理者が会社を買い取るM&A形態の一つ「MBO」という手立てもある。

㈱経営支援パートナーが行うM&A

後継者と新社長のための社内体制づくり

・「経営リファイン承継Ⓡ」をより詳しくご覧頂くには下記をご参照下さい。

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