必要性を感じつつも、なかなか進められないのが、事業承継対策です。
なぜなら・・・
事業承継対策は、重要度は高いにもかかわらず、緊急度は低く位置づけられることが多いためです。
なかなか進められない原因としては・・・
・社長交代の時期を明確に決められない。または、承継時期は決めたものの、ついつい先延ばしになってしまう。
・事業承継対策の課題が何かわからない。
・課題は挙げられても、何から手をつけてよいかわからない。
・後継者が社内に居るものの、計画的な育成ができていない。
そこで必要になるのが「事業承継計画」です
事業承継計画をつくると次のようなメリットがあります
- 事業承継の課題が明確になる
- とりくむべき課題解決に必要な時間的猶予がわかる
- 課題解決までの期日を明確にすることで、進めたい対策を着実に進められる
- 社長と後継者、親族関係者の間での検討を通じ、お互いにすべきことを共有できる
事業承継計画策定の進め方
- 1社長様と後継者様からの聴き取り、診断のうえ、事業承継をすすめるうえでの課題を抽出します
- 2抽出した課題の解決策を検討します
- 3課題解決に向けた取り組みを、期日とスケジュールを明確にしながら計画書式に落とし込みます
よくある課題として次のようなものがあります
- 社長の交代時期
- 自社株式の移転計画
- 後継者育成
- 後継者の社内体制づくり
- 利益計画
- などなど・・・