2019/01/13
ワーストは勿論、ベターをも切り捨て、ベストに集中!
前向きな目標を持つ人であれば、誰もが自分の望む成果を出したい!と考えているはずだ。
しかしそのためには、シンプルであるが冷徹で厳しい行動を自分に課さねばならない。
それは「ベターをも切り捨てる。」ということだ。
自分の成果に繋がる行動をとるうえで、「ワーストな行動を切り捨てる」ということは、当然である。
ワーストな行動とは、ダラダラとテレビやネットサーフィンを続けることである。
一方で、「ベターな行動」とは、「必要ではあるが必要性の低い行動」である。
成果のためには、これすら切り捨てなければならない。
ベターな行動の例としては、下記のようなことである。
・参加すると楽しいが、得るものの少ない忘年会や新年会への参加
・関心事であるが、安価で得るものの少ない低価格セミナーへの参加
・買ったものの、読み始めて参考にならないと感じた読書
(途中で読むのを止める。)
・交流は深められるものの、意義の薄いSNS
上記のことについて、経営の著名人は次のように言っている。
・米ハーバード大学教授のマイケル・ポーター氏
「戦略とは何をやらないかを決めることである。」
・成功哲学の祖であるナポレオン・ヒル氏
「実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を「差し出す」のかを決めること。
この世界は、代償を必要としない報酬など存在しない。」
・日本の経営コンサルタントの祖である一倉定氏
「社長にとって最も難しいのは、「捨て去る」という決定である。」
新しい年になって、今年の目標を定めた方も多いと思う。
しかし大事なことは、これからその目標をどのように「実行」するか、ということだ。
実行するためには、当然にそのための時間を捻出しなければならない。
現代のビジネスマンや後継社長で多忙でない人は居ない。
忙しかろうと、意図しない事態が起ころうと、時間を自分でつくり出すしかないのだ。
そのためには「しないこと」を決め、新たな時間をつくり出すしかない。
そのためには「必要であるが必要性の低いベターな行動」を切り捨てるしかない。