2018/01/23
事業承継コンサルの品質向上
事業承継問題が本当に切実に迫ってきています。
これまでは、個社に焦点が当てられ、事業承継の対策を計画的かつ早めにしないと承継が上手くいかない、という論調でした。
しかし最近では、後継者難で黒字企業、優良企業までもが廃業を余儀なくされる話しや、大手自動車メーカーを頂点とする下請分業構造自体も成り立たなくなるという論調です。
このままでは、今までに製造できていた車などの製品が、日本では作れなくなってしまうという懸念さえあります。
当社代表の佐原が12年前の平成18年に事業承継対策に取り組み始めた頃は、弁護士や公認会計士、税理士、中小企業診断士などの士業が、事業承継支援の手法を研究すると共に、どのようにしてビジネスにつなげるかを研究していました。
しかし、当時の各士業の結論は「事業承継対策の支援をしても、ビジネスとして成立しづらい。」というものでした。
ビジネスのためだけに事業承継支援を行うわけではありませんが、ある程度の知識補充やスキルアップをしていくためには、事業として成立することも必要です。
上記のような紆余曲折を経て今の状況があるわけですが、写真のような週刊ダイヤモンドにも大々的に取り上げられるようになると、それほどのノウハウや経験を持ち合わせていないコンサルや専門家も、この事業承継支援という分野に参入してきているように感じています。
だからこそ当社では、クライアント企業のため、より多くの悩める企業のため、より質の高い事業承継コンサルサービスを提供していく覚悟を新たにした次第です。