中長期計画で味わう人生の醍醐味
10年という時間資源を活用する
年末年始に自らの10年計画の見直しを行っています。
私は毎年の年末年始に10年の中長期計画の見直しと年度計画の立案を行っています。
そもそも、私がこうした10年計画をはじめたのは平成19年10月でして、もうかれこれ10年近くになります。
はっきり申し上げますが、この効力は絶大です。
もし私がこうした中長期計画を作っていなかったとしたら・・・
・経営コンサルタントとして起業していません
・現在ほどまでは仕事にやりがいを持てていなかったでしょう
・スキルや経験も今の自分を下回っていたことでしょう
・将来を今ほどはワクワク考えられないでしょう
・やりたいことや夢が今ほどは溢れていないはずです
・収入は良くても現在の3分の1程度でしょう
・関らせて頂いた人たちからの感謝も今よりは少なかったでしょう
・健康を害していたかもしれません
・もっとオヤジ化が進んでいたでしょう
・暗い家庭になっていたかもしれません
・家族と海外旅行やリゾートホテル泊のスキーには行かないでしょう
・前向きで刺激的な仕事仲間や友人たちはもっと少なかったでしょう
自分自身を客観的かつ冷静に見つめてみても、中長期計画を作って活用していたか、否かで自分の人生は大きく異なっていたはずだと断言できます。
偉業を成し遂げた経営者や技術者、スポーツ選手たちは、その多くがこうした中長期ビジョンを明確にし、計画としてまとめ、地道にコツコツ実行してきた人たちがほとんどなのではないかと思います。
言い換えると、そうした将来の夢や目標を強烈かつ鮮明に描ける人たちのなかから、それを実現できる人が出てくるのだとも言えるでしょう。
こういう話を人にすると、こんな弱気な言葉を返されることがあります。
「10年先なんてどうなるかわからないよ・・・」
「年もとったし今からではもう遅いよ・・・」
そんなとき、私は相手に次のような問いかけをしています。
「10年前から現在までの過ぎた10年間は早かったですか? それとも長かったですか?」
8割以上の人は「過ぎた10年は早かった。あっという間だった・・・。」と答えてくれます。
そうです。10年なんて長いようであっという間に過ぎてしまう時間なのです。
現在から先の10年は、もっと早く過ぎ去ってしまうように感じることでしょう。
せっかく授かったこの命、たった一度きりの人生・・・
できることなら、より有意義に、思いっきり、やりたいことに向けて努力し、実現し、達成感と幸福感を存分に味わい、世の中に貢献してからこの世を去りたいものです。
私が関る後継社長さんたちには、こうした中長期計画を作成するように申し上げています。
後継社長として背負うべきものがあるプレッシャーもありますが、一方で自分のやりたいように人生を切り拓けることも社長業の醍醐味なのです。
であるならば、存分にその醍醐味を味わいつくし、自分が経営する会社を発展させ、従業員を幸せにし、世の中にもっともっと貢献して頂きたいと願うのです。
後継社長向けのコンサルメニュー「経営リファイン承継」では、「後継者の夢を叶える中長期経営計画の策定」としてお手伝いしております。