会長と後継社長とのコミュニケーション
意見相違に橋をかける
事業承継に際して、引退したオヤジ社長である会長達は「後継社長がどんな経営をしているか心配で完全に任せられない。」と言う。
息子社長も可愛いが、自らが永年天塩にかけて育ててきた自社はもっと可愛いのだ。
一方、後継社長はオヤジである会長に「もっとオレに自由に経営させてくれ。あまり口出しし過ぎず静かに見守っていてくれ。」と言う。
この両者の言い分はそれぞれ至極ごもっともである。
しかし、こうした両社の言い分は、ちょっとした「ボタンの掛け違い」にあることに当の本人たちは気づいていないのだ。
それは「会長と後継社長とのコミュニケーション」の在り方にある。
会長は、どうしたら後継社長に任せやすくなるだろうか?
一方で継社長は、どうしたら会長に口出しされ過ぎないようにできるだろうか?
こうした疑問を自らに問いかけ、真剣にその答えを探ったことがあるだろうか?
それを是非ともして頂きたいと思う。
この答えは、良い意味で第三者である、私のような経営リファイン承継コンサルタントには良く見えている。
なぜなら、それぞれの言い分や考え方をよく聞き、それぞれの声にならない気持ちに耳を澄まし、その解決策をこれまでに考えつくしてきたからである。
また、こうした両社の悩みを解決してきた承継企業に数多く関与してきたからである。
この場でその答えを書くのは簡単であるが、一度その答えをそれぞれに考えて頂きたいと思う。
決してもったいぶっているわけではなく、その問いかけの答えを自ら考え、気づくことがとても大事であるからである。
「経営リファイン承継Ⓡ」をより詳しくご覧頂くには下記をご参照下さい。
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https://sahara-keiei.jp/businesssuccession/succession04.php