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COLUMN 33

余命100年リストの作成

目を向ける先の距離感で思考も行動も変わる

余命100年リストの作成.JPG

前回は、余命1年リストを書いたことをお伝えしました。

その要点は、下記のとおりです。

・自分の余命はもし残り1年しか無かったとしたら、

何をしたいか? 何をすべきか? 何ができるか?

・人間の死亡率は100%

・死を意識するからこそ、その対極にある生に全力を傾ける

・余命1年まで待たなくても、今から準備できることも多くあるということです。

 ・整理事が完了してからでないと、自分が本当にやりたいことができない

・1年だけでやれることは限りがあり、余命が多くあるうちに成すべきことを成す

そして、今回の余命100年リストの作成。

これまた新たな気づきが得られますね。

一つ目は、今掲げている人生目標よりも、はるかに大きな目標を掲げられる、ということです。

例えば「より世界の多くの人を助けられる新規技術開発やビジネス開発を行う」とか、

「20年先のビジネス開発を行う。」とか。

そのためには、将来の世の中がどのようなものになっているか、ということを発想できる情報力やビジョン構想力が前提になります。

また、プライベートの目標では「年に1回は月旅行に行く。」とか。(笑)

二つ目の気づきは、100年後の世の中が、どのようなものになっているかを想像する必要性に迫られることです。

これはもはやSF小説や映画監督の世界です。

ただ、過去のSF小説や映画などは、どんどんと現実になっていっています。

例えば、1870年に書かれたジュール・ベルヌの小説「海底二万里」。

1867年が明治維新ですから、その3年後に書かれた内容としては驚異的です。

そもそも当時に潜水艦などという乗り物を想像しているのが凄いです。

さらに、海水を電気分解して酸素を取り出す装置など。

今では、現実になっている技術ですね。

ですので、人間が想像できるモノは、いつか全て創造されるのかとも思えてしまいます。

すると・・・

いつかタイムマシンやどこでもドアみたいな物が開発されるのかも・・・

三つ目の気づき、これが大きいのですが「自らの可能性に制限を設けない。」ということです。

人間、「自分には無理。」と思った瞬間に思考停止です。

しかし、自分の人生があと100年も有ると思った瞬間からいろいろな夢や可能性を思い浮かべることができるのです。

自分には不可能と思えることを、実現していくことが人生の醍醐味です。

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