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時期:
山口化成工業 株式会社 様

佐原に依頼したきっかけ

松倉社長

佐原先生に依頼したきっかけは、そろそろ事業承継の対策を進めようと思い立ち、佐原先生が講師を務める事業承継のセミナーに出席したことです。

そこでは、事業承継を進めるうえでの課題抽出やその解決方法などを教えて頂きました。

これまでにも事業承継をスムーズに進めるための書籍や政府出版物は読んでいたのですが、佐原先生から聞いた手法は、実務に即したものであり、より実践的な印象を受けました。

なかでも、現社長と後継者の心理的な壁を埋める手法や、関係者の皆でコミュニケーションを取りながら、会社の経営力を磨き上げながら引き継いでいく手法に興味を惹かれました。

また、佐原先生が独自につくりだした承継支援手法である「経営リファイン承継」は、事業承継の仕組みが出来上がってパッケージ化されており、再現性が高いのではないか、という期待感もあったのです。

そのコンセプトも、現社長よりも後継者を中心にした承継手法であるため、当社で取り入れた場合でも後継者を中心にした仕組みが出来上がるのではないか、とも思ったのです。 

経営リファイン承継を活用して良かった点は?

松倉社長

経営リファイン承継について、実際に後継者を中心に進めたことで、現社長は勿論のこと、後継者として承継計画や事業計画を考える良いきっかけになりました。

そこでは、会社の利益計画だけでなく、組織・人事面や営業面、商品開発面など、会社経営を支える機能別に現状から将来ビジョンまでを見通すことで、後継者が考える会社の理想像にいかに近づけていくか、という道筋が見えました。

また、後継者の立場では、会社の5年後から10年後の姿を描くという経験は、おそらくこれまでに無かったであろうと思います。しかし、現社長と後継者と佐原先生が一緒になって会社の将来像を考えたことで、社長業の大事な仕事の一つが、会社の将来像を描くことであることに気づいてもらったのではないかと思います。

そして、目先の課題解決だけでなく、会社の将来像にも目を向けることで未来をワクワクしながら前向きに考えることができました。事業承継というと、世間では現社長と後継者がモメながら対立している話をよく耳にしますが、わが社ではそのようなことはなく、とても和やかな雰囲気のなかで楽しく進められたことがとても良かったです。

また、毎月1回半日程度の時間を確保して進めることで、会社をより良くするための管理手法や仕組みづくりを考える良いきっかけになりました。

後継者の道倉さん

経営リファイン承継の手法を実際に行ってみて感じたことは、経営者たる者は、会社の全体に目配せしながら、将来に亘って会社が成長し続けられる仕組みをつくることの大切さに気づかされたことです。

後継者の立場で会社の業務に携わっていると、どうしても工場での生産のことだけとか、営業のことだけ、といったように、関わる業務が特定の部門に偏りがちです。

しかし、これから会社経営を担う者としては、組織・人事や財務、新製品開発など、会社全体のことを知らなければやっていけません。そうした会社経営に必要な全ての機能を網羅的かつ実践的に学び、引き継げることが良い経験になりました。

また、日常業務は、目の前の仕事が忙しいものですが、意識して時間をつくり出し、長期的な視点で考えることの大事さに改めて気づかされました。

佐原先生の経営に関する幅広い実務知識を、一体どうやって身につけられたのか?ということが今でも不思議な感じがしています。(笑)

山口副社長

経営リファイン承継のなかで作成した「夢をかなえる中長期計画」を是非とも実現に向けて進めていきたいと強く感じました。

やっぱり大きな目標や夢は、何年かの時間をかけて計画的にコツコツ進めていかないと進んでいかないものです。日々の努力でできることは限られていますが、一歩一歩着実に歩んでいくことが大きく高い山に登ることを可能にするのだと思います。

その高い目標を実現する日が今から楽しみです。(笑) 

経営リファイン承継はどのような効果を生みましたか?

松倉社長

時間を確保して進めることで、将来に対する思いが鮮明になってきたことですね。

会社の将来像や夢というものは、これまでは頭のなかにおぼろげとありましたが、後継者の道倉とその思いを擦り合わせ、統合することで二人にとって「よし!この方向でこれからも進もう!」という意思統一ができました。

そして、その高い目標であっても、その実現までの取り組みをどのようにして進めるか、という道筋がより一層鮮明にできました。

また、会社の将来を描くことの重要性は無論のことですが、自分がこの仕事を離れた時、実は何もすることが無いことに気が付き、自分自身の「夢をかなえる計画」を立てなければならないことを痛感しました。

道倉さん

 経営者として、すべきことの手法を多面的に学ぶことができました。

それは、人事評価の仕組みであったり、営業の成果を上げるための管理手法だったりです。

社長を引き継いでから自分一人で経営していくのは、少し先になりますが、経営の壁に直面したときに道しるべにできそうだと感じました。

それも、本や教科書で学ぶ経営の知識ではなく、わが社の経営実態に即した形で課題と解決の方向を示す内容となっていますので、答えとしての方向性は見えているわけですから。

山口副社長

これまでは事業承継というとまだまだ先の話かな、という気持ちも正直あったのですが、より現実的で間近な

テーマとして感じることが出来ました。

それも、目先の課題解決だけでなく、5年後などの少し先を見据えられるようになったと思います。

目先の課題解決だけを考えると、どうしても煩わしい課題や悩ましい課題などに目が向きがちになってしまいますが、少し先の将来に目を向けることで明るいテーマとして捉えられるようになりました。

そして、経営者の交代だけでなく、私が担当する経理部門としても次の代にどのように管理ノウハウを伝え、承継していくか、ということが鮮明になりました。    (笑)

山口化成工業 株式会社 様

代表取締役 松倉利夫様、道倉隆文様

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